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竹かごや竹ざるには色んな編み方があります。

竹編みの種類

竹の編み方

竹編みの種類 写真

竹編みには実に多くの種類が存在し、プロでなければその全ての手法を使いこなすのは 難しいとされています。 基本の美しい編み方にはゴザ目編み、網代編み、四ツ目編み、六ツ目編みなどがあり、 模様のきれいなものには輪口編み、松葉編み、クモの巣編み、亀甲編みなどがあり、 さらにやたら編みやねじり編みといったアーティスティックなのもあります。 底編みにも数種類あり、菊底編みや網代底編みは誰もが人生の中で何度か衝撃を 受けた素晴らしい編み方なのではないでしょうか。 竹ざるやかごをプライベートでも多用される人なら底編みにもそれなりの知識を 持っているかもしれませんが、一般人はその種類や名称までは知らないので目にする たびに新鮮な感動を覚えるのです。 また最後の段階、作品の仕上げとなる縁編みも1種類以上のテクニックがあります。 矢筈巻縁、千段巻縁くらいは知っている人もいるでしょうが、当縁や返し巻縁 になると正確な名称を知らない、子供の頃見たことある気がするけど自信がない、 そんな感想を述べるのが精一杯ではないでしょうか。 竹細工のおみやげなんかですと本当に繊細に編まれているものもありますし、変わった 模様の竹かごをお探しならそういった専門店でなければなかなかお目にかかれませんが、 軽く2桁を超える編み方がこの世には大昔から存在していたのです。 ではそろそろそれぞれの編み方について、分かりやすく解説していきましょう。



ゴザ目編み

竹編みの中でもメジャーなゴザ目(笊目)編みは、縦横で異なる幅の竹ヒゴを使う 強度も期待できる編み方です。 ザルや竹カゴにはこのゴザ目編みが適しており、何年間でも使い続けられる丈夫さ だと愛用者は今でも全国に分布しています。 縦が太い竹ヒゴで横が細い竹ヒゴなので、使用されるのは横の細いほうが多くなり ゴザのように見えないことも無いことからゴザ目編みと呼ばれています。 頑丈さが売りでもありますし過酷な使用にも耐えられるので、同じ物を何年も愛用 するのならこの編み方で作られた品を選ぶと良いでしょう。 華やかさはないので和室のインテリアとしては少し物足りませんが、実用的な品 ならばこのゴザ目編みなら間違いなく満足するはずです。 ゴザのように隙間も少ないので、竹かごでも収納した物を落としてしまうことはそう ありませんし、小さな物を複数個入れて持ち運ぶにも問題ありません。 ですが通気性は抜群なので、お野菜や果実もドンとこいです。 編み目がしっかりしていればドングリやギンナンのような小粒の果実も紛失する ことなく山から自宅まで運べるでしょう。 竹かごは農作業に適していそうなことから山間部や郊外の木造住宅には一家に1つ はストックされているらしいですが、その数%はこのゴザ目編みだと言われており、 田舎の子供はゴザ目編みと共に成長すると言っても過言ではありません。


網代編み

網代編み(あじろあみ)は縦横の竹ヒゴの太さはほぼ同等なので、ゴザ目編み よりも「これってどっちが上なのかな?」と迷いやすい編み方です。 ゴザ目編みのように規則正しく編みこむのではなく、数本飛ばして交差する目を ずらすテクニックも多用され、その分面白みもあります。 ですが丈夫さは揺るぐこともなく、ゴザ目編みに劣らぬ耐久性能を備えております。 交差する目をずらすなどの技を使うことで花網代編み、開き網代編みなどの応用 も利かせられますし、網代編みにはいくつかの派生があるのも面白ポイントです、 実用性も高いのですがそうしたテクニックを用いた竹細工製品も喜ばれており、 お土産としての地位も確固たる物としております。 太目の竹ヒゴなのでそんなに小物ばかりではなく、屏風みたいに立派なサイズの 製品が多いかもしれませんが、それでもお土産としては優秀な部類でしょう。 観光地で「隣の如月さんのお宅には素敵な和室があったね、この屏風なんか似合いそう だしお土産に丁度いいかも、きっと喜んでくれるよ」とついついプレゼントしたくなる 竹細工は、有名な竹の産地ではいくつも発見できます。 ただ屏風のような巨大な物は電車では運ぶのが大変ですし、レンタカーで軽トラック を手配するか宅配便で自宅まで送ってもらうかしなければ以後の観光の邪魔になって しまうという盲点もあるので、購入するタイミングにも気をつけなければなりません。



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